サッカーワールドカップ2018年本大会開幕まで残りわずかとなりましたね。日本では開催2ヶ月前にハリル監督の解任という衝撃的な出来事がありましたが、実は南米ペルーでは今年なんと36年ぶりにW杯へ出場することになり、そしてその裏では様々なドラマが起こっていたのです。このペルーにまつわる話題で少し詳しくなっちゃいましょう!

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Photo-FIFA

南米予選、最終試合でのある「協定」

ペルーが36年ぶりにW杯へ出場するというだけですでにドラマですが、本大会出場への切符を手に入れるための南米予選では、実はこんなことが起こっていたようなんです。

ペルーとコロンビアは10日、W杯南米予選最終戦で対戦。この試合は1-1の引き分けに終わり、コロンビアは4位でW杯出場決定、ペルーは5位で大陸間プレーオフに回ることが決まった。

同時刻に開催されたブラジル対チリの一戦は、3-0でブラジルが勝利を収めており、ペルー対コロンビアが1-1で終わると、チリの敗退が決まる状況だった。

厳しい状況にあったペルーはアグレッシブに戦っていたが試合終盤、コロンビアの主将であるファルカオが口もとに手を当ててペルーの数選手となにかを話し、落ち着きを求めるようなジェスチャーをした。その後、試合のテンションは下がり、アディショナルタイムはペルーが最終ラインでパスをつなぐだけで試合終了となっている。

引用元− https://www.footballchannel.jp/2017/10/12/post235592/

ペルーのリマで行われていた最終試合、コロンビアの焦りも少しうかがえるかのようなこの出来事。これをスポーツメディアの記事などでは「談合」と表現されていましたが、しかし実際「談合があったのか否かは定かではない」ようです。

日本語で「談合」というと悪いことをしているイメージがするけども、ペルーの人に言わせるとこれはあくまでお金の絡んでいない「協定」なんだと強調していました。

真実やいかにですが、とにもかくにも本戦への出場が叶ったことの方が大事で、ペルーの人はさほど気にしていない様子ですね。

パオロ・ゲレーロ選手、1年間の試合出場停止処分へ

2018年W杯へ向けた南米予選でも5ゴールをあげ、大活躍を果たしていたペルーのエースストライカー、パオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)選手。実はこの後にドーピング検査で禁止薬物への陽性反応が出たため、試合への出場停止処分となってしまいました。

この処分は停止を言い渡された2017年11月3日から1年間の適用となるため、2018年6月14日に開幕されるロシアW杯には欠場することが決定的になってしまったのです。

彼の活躍がなければ、果たしてペルー代表はここまで辿り着けたのかどうかと言っても過言ではない、絶大な存在だったゲレーロ選手。この事態は身に覚えのなかったであろう当人ももちろんのこと、ペルー代表にとっても大打撃となり、そしてサポーターや国民にとってもたいへんショックな出来事であったに違いありません。

しかしその後FIFAにより、ゲレーロ選手への処分は1年間から半年へと軽減され、出場停止期間が5月3日で終了することとなりました。つまりW杯出場が可能となったのです。しかしながら彼のドーピング結果に対し根強く厳しい判断をしている団体も存在しているようで、依然ゲレーロ選手の出場は不確定です。5月3日以降の動きに注目ですね。

イタリアチーム在籍、ラパドゥーラ選手の失敗した決断

正直、ゲレーロ選手抜きでペルー代表は本戦でまともに戦えるのだろうかなんて失礼ながらに思っていました。いや、サッカーをほとんど見ない私ですら率直にそう思ったのですから、当然ペルー国民やサポーターも気が気でなかったに違いありません。

しかしペルー代表を率いるリカルド・ガレカ監督はゲレーロに替わる選手の候補として、ペルーにルーツをもつイタリアチーム在籍のジャンルカ・ラパドゥーラ(Gianluca Lapadula)選手の招集に動いていたようなのです。

ペルー人の母親を持つラパドゥーラ選手。母親の祖国のため、ペルー代表のオファーを快く受け入れるのかと思いきや、彼はなんとそれを固辞。こともあろうかペルーよりもW杯出場チャンスの可能性がきわめて高いという理由でイタリア代表への道を選んだのです。

しかし世の中何が起こるかわからない。

ペルーは36年ぶりの本大会出場が決定。
そしてイタリアはまさかの60年ぶり予選敗退。

結局ラパドゥーラ選手はイタリアでもペルーでもサッカー代表選手としてプレーをする道が閉ざされてしまったのです。

ラパドゥーラ選手の一件に関するペルー国民の反応

この一件に関して、ラパドゥーラ選手に対するペルー国民の反応はやはり冷やかです。ただでさえ愛国心の強いペルー。そして36年ぶりに本大会出場への道を掴んでペルーは今誇りに満ちているところです。それを思うといたしかたないですね…お気の毒。

Gianluca Lapadula de madre peruana y padre italiano confesó que rechazar a la selección peruana fue una buena decisión. Jajaja. Ahora todo el Perú se ríe de su frase, dado que Italia, Selección que representó, quedó fuera del Mundial.

ペルー人の母親とイタリア人の父親を持つジャンルカ・ラパドゥーラ選手がペルー代表を断ったのはいい決断だった。今ペルーではあなたの失敗は笑いものになってる。イタリアを選んだがためにW杯に出られなくなったことを。
引用元-https://tiempo26.com/gianluca-lapadula/

裏切り者のようなレッテルを貼られてしまったラパドゥーラ選手。今後もイタリアの地でご活躍されることを祈っております…。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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