カラフルな山、レインボーマウンテンはペルーのあの有名観光地の近く!ツアー参加の報告とまとめ

最近テレビやSNSなどでよく見かけるとってもカラフルな山の絶景、これってどこにあるの?どうやって行くの?って思ってるかたが多いのではないかと思います。この記事ではそのカラフルな山・レインボーマウンテンについて自分が実際に行ってきた時のことをまとめています。(価格等は2018年12月現在のものです)

レインボーマウンテンはあの有名な観光地の近くにある

レインボーマウンテンは南米のペルーにあり、マチュピチュへ行くための玄関口となる町クスコから近く、日帰りで行くことができます。最近になって注目されだした観光地なので、ペルーに詳しい人でも場所を知らない人が意外とまだ多いみたいです。

クスコのたくさんの旅行会社でツアーを取り扱っていて、そのほとんどは早朝にクスコを出発して夕方には戻ってくることができます。個人で行くのは非常に難しいと思いますので、ツアーに参加する人がほとんどかと思われます。

ちなみにこのレインボーマウンテンはスペイン語ではモンタニャ・デ・シエテ・コローレス(Montaña de Siete Colores・7色の山)とかモンタニャ・デ・アルコイリス(Montaña de Arcoiris・虹の山)などと言われています。

ツアーに申し込んでみた

ツアーを探すのはクスコに着いてからで十分だと思います(理由は後述いたします)。旅行代理店もたくさんあってどこにすれば良いかわからないと思うので、参考までに私が利用したツアー会社をご紹介しようと思います。

旅行代理店はアルマス広場からわりと近く、マチュピチュの入場チケット売り場のすぐ目の前にあるQori Inka Travel です。Qori Inka Travel

道路に面してあるわけではないので少しわかりにくですが、道路側から奥に中庭が見える入り口をそのまま入ると、右手側にいくつか旅行会社が並んでいます。私は安くしてくれそうなところを一軒一軒探そうと思い、まず一番手前にあったQori Inka Travelに入ったところ、1軒目にしてお目当ての価格にしてもらえたのでここに決めてしまいました。

ここの販売員の婦人(セニョーラ)は、とても丁寧にゆっくりとツアーの内容を説明してくれました。スペイン語で説明を聞いたので英語が話せるかはわかりません。

私が申し込んだツアーは55ソル(約1650円)。道端で呼び込みをしていた人たちから言われた値段は65ソルで、どんなに値下げしても60にしかならないとのことだったのでここは良心的な方だと思います。この代理店でもはじめは65ソルと言われましたが、値切り交渉した結果55ソルとなりました。

【ツアーに含まれているもの】

  • バス代
  • 朝食
  • 昼食
  • 登山ガイド
  • 高山病などの応急処置(科学的な薬はなし)

※登山料10ソルは込まれていないので、バスの中で別途集金されます。

【Qori Inka Travel】

Calle Garcilaso No.210  C.C. La Casa del Abuelo Int.122 Cusco, Peru

ツアーの開始は早朝から

ツアーは通常朝の5時ごろから各ホテルへのピックアップが始まります。私が申し込んだ時もそのように言われました。しかし前夜になって急に旅行社から、明日は選挙の日なので夜中の3時にホテルに迎えに行きますと連絡がありました。選挙があることは何日も前からわかっていただろうに(外国人の私でも何日も前から知っていました)、前夜の急な予定変更とかさすがマイペースな南米だなという感じです。

さらなる洗礼というべきか、3時からホテルのロビーで待っていたものの結局お迎えが来たのは3時45分ごろでした。たぶん3時には来ないだろうとは思っていたけども、ここまで遅いと逆に不安になりました。結局南米のおおらかさというのはこんなものなんだと思います。

朝食はツーリストレストランにて

全てのツアー参加者ピックアップが終わると、バスは街を出て1時間半近く暗闇の中を走ります。その後ツーリストレストランにて朝食。

朝食会場へ到着

自然の中にある質素な感じの建物の中で朝食タイム。車の外に出ると夏の12月でもかなり寒く、完全防備していなかった私は少し不安になりましたが、さすが商売上手、みんなが必要としそうなものがきちんと陳列されています。もちろん防寒グッズもありました。

朝食会場の売店

レッグウォーマーが15ソル(約450円)ほどだったのでさほど高くもないと思い購入。また、登山で役に立つと思われるトレッキングステッキのレンタルもここにあります。1本5ソル(約150円)だったので、登山に慣れていない人はここでレンタルするのも良いかもしれません。私もレンタルしましたがとても役立ちました。

朝食をとる参加者メンバー

朝食はパンとスクランブルエッグといった軽めのものでした。登山前だからがっつり食べたいという人には少し物足りなさを感じるかもしれません。フルーツや軽食など自分で持参してくるのもおすすめ。私は出発が夜中でホテルの朝食が食べれなかったので、その代わりにホテルの人からもらったバナナを持ってきていました。

ガイドの説明を受けている参加者

みんなが朝食を食べ終えた頃に登山の説明が始まります。ガイドさんは2人いて英語とスペイン語に分かれて話してくれます。このガイドさんたちがここから先、トレッキングをして昼食でここにまた戻ってくるまで同行してくれました。標高5000m以上もの登山になるので、体調の変化がおこったりするかもしれません。注意事項などをきちんとここで話してくれますので、しっかりと聞いておいてくださいね。

トイレもここで行っておきましょう。意外と清潔感のあるトイレでしたが、トイレットペーパーはありません。売店でも売っていますが、ホテルなどから自分で持ってきておいた方がいいでしょう。このツアーに限らずですが、中南米を旅するのならトイレットペーパーを1ロール、ティッシュがわりにカバンに忍ばせておくとかなり重宝しますよ。

その後バスで1時間半ほど崖すれすれの砂利道を走ります。スリル満点な絶景を見ることができるので、ますますテンションが上がってきます。

いよいよトレッキング開始

馬に乗って登山もできる

車で行ける場所の終点に着くと、そこからはいよいよ徒歩でレインボーマウンテンへ向かいます。スタート地点でもう一度簡単に注意事項を聞き、みんなで掛け声をかけて士気を高めます。トレッキングの流れは、

登山1時間半(約3kmの道のり)→ポイントでの絶景鑑賞30分 →下山1時間

登山開始後から再び車に戻ってくるまでの間は個人行動になります。

各バスごとにグループ名をつけていて、私のグループは「チャンピオン」という名前でした。ガイドさんが登山中に「ガンバレ、チャンピオン」とメンバーに声をかけてくれたりして、辛くて厳しい登山中でも仲間がいるという励みにもなりました。

ちなみに登山開始地点から馬を利用することもできます。登りと下り両方で80ソル(約2400円)、途中からでも乗ることができますが、その場合の値段は不明。馬を使っている人もけっこう多かったです。

途中アルパカとも出会える

途中、雪に覆われた山々の絶景が見えたりアルパカにも出会えます。一緒に写真撮ったりもできて癒しのひと時。

物売りの少女たちの後ろ姿

物売りの少女たちや、馬をひく地元の人たちも一緒に登山しています。

絶景ポイントまであと少し

普段から山登りに慣れている人は別として、そうでない人にとっては本当に登りは厳しい道のりです。ゆっくり、ゆっくりと休みながら焦らずに登ります。

途中からレインボーマウンテンそのものが真横に見えてきていますが、スポットまで行かないとやはり例の絶景は見えません。

絶景ポイントからの素晴らしい眺め

そしてやっとの思いでたどり着いて見ることのできた絶景がこちら!

この日は雨季にも関わらずこのような晴天で、ガイドさんも「本当にラッキーだ」と言っていたほど。曇っていたりすると見え方も全然違うと思いますし、また、雪が積もってカラフルな山そのものが見えないなんて残念なこともあるらしいので、天気は本当に重要だと思います。なのでツアーに申し込むのはクスコに着いてから、天気の様子などを見ながら決めることをおすすめします。

愛嬌のあるアルパカ

ビューポイントにはオシャレをしたアルパカがいて一緒に写真も取れました。お金はかかりませんが、気持ち程度のチップはお忘れなく。

この辺りの標高は約5200mになります。こんなに晴れていても冷たい風がピューピュー吹いています。長い時間スマホ撮影をしていると手がかじかんでしまうほど。しっかりと防寒しておきましょう。

下山、そしてクスコへ

旅するアルパカ人形

クスコの市場で購入したアルパカ人形も持参して一緒に写真をとってみました。ペルーらしい写真が撮れてわれながら大満足。

思い思いに写真を撮り終え、下山すると同じようなシャトルバスがたくさん待機しているので、ここでも「チャンピオン?」と中にいる人たちに聞きながら自分の乗ってきたバスを探します。

全員揃ったら帰路へ。再び朝食と同じツーリストレストランへ。

ツーリストレストランでの食事

昼食はバッフェ形式で、メイン料理の前に温かいスープもつきます。

みんながご飯を食べ終えた頃に、ガイドさんが再びレインボーマウンテンについての解説をしてくれます。アルパカやリャマ、ビクーニャの違いや見分け方など、なかなか興味深い話もしてくれました。

このツアーこのお値段で、ここまでいろいろやってくれるガイドさんには正直感心しっぱなしでした。本当にしっかりと仕事をしてくれていてとても好感が持てました。

寂しいけどこのガイドさんとはここでお別れです。

再びバスに乗りクスコの街へ戻ります。この日は選挙だったので早めにスタートしてクスコに戻ったのは午後3時ごろでした。

ツアー参加の注意点まとめ

コカの葉をボトルに詰めたコカ茶

記事の中にも注意点を散りばめていましたが、ここでも箇条書きでまとめておこうと思います。

  • 天気によって見える景色が全然違うと思うので、よく決断してツアーに申し込みましょう。私の時もスマホによるクスコの天気予報では晴れマークになっていたけど、旅行社の販売員さんには「クスコと山の天気は違う」と念をおされたので、あとは自分で決断するのみだと思いました。
  • 寒いので毛糸の帽子やマフラー、手袋などでしっかりと防寒を
  • 晴れていると日焼けします。焼けたくないかたは日焼け止めを忘れずに
  • コカ茶を持参すると気休めになるかもしれません。高山病に効くと言われています。ペットボトルの水の中にコカの葉をたっぷりと入れて持って行きましょう。葉は前夜ぐらいから水に漬け込んでおくのがおすすめです。
  • 小銭やトイレットペーパーなどを持っていくときっと役にたつでしょう。

じっくりとペルーの魅力を楽しんでほしい

レインボーマウンテンはクスコから近いので、マチュピチュ観光とセットで行く人も多いのではないでしょうか。

クスコをはじめペルーにはこの他にもまだまだ知られざる絶景スポットがたくさんあります。クスコへ行くとマチュピチュ以外にも魅力的な日帰りツアーがたくさんあるのに気づくことでしょう!「ペルー旅行といえばマチュピチュ」という時代はもう過去の話になってきているのかもしれません。せっかく遠い日本の裏側まできてるのだから、弾丸のように通りすぎてしまわず、じっくりとペルーの魅力を楽しんでくださいね!

!Buen viaje!