マチュピチュ村までハイキング、初心者でもOKなスタンドバイミーコース

マチュピチュ観光の玄関口となる町クスコからアグアスカリエンテス(通称:マチュピチュ村)までの行き方はいくつかありますが、その中でも体力と気力、時間さえあれば初心者でも達成できてしまう徒歩で行くコース(通称:スタンドバイミーコース)をご紹介しようと思います。

スタンドバイミーコースとは

このスタンドバイミーコースでアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)まで行く場合、まずはクスコから乗合いバスに乗ってハイキングコースのスタート地点(水力発電所・イドロエレクトリカ)まで行く必要があります(所要時間約7時間)。そこからハイキングをしながら徒歩でアグアスカリエンテスへ。約10キロの道のりで所要時間は約3時間。

徒歩コースは始めから最後までずっと線路沿いを歩いて行きます。山の中ではありますが、標高3400mのクスコからはだいぶ下がってきていて2000mちょっとですので、歩いていてもさほど息苦しさなどは感じませんでした。

ちなみにこのスタンドバイミーコースという呼び名と、マチュピチュ村という名称は日本人の間でしか通用しないもののようですので現地では要注意です。

水力発電所までのバス予約

クスコからハイキングのスタート地点となるイドロエレクトリカ(水力発電所)までのバスは現地の旅行代理店で予約できます。今回私が予約したところはQori Inka Travelというところです。ここではこのバス予約以外にもレイボーマウンテンのツアーも合わせて申し込みましたが、なかなか良心的な値段で親切に対応してくれました。

何かで見たことのあるあのカラフルな山。ペルーへ行ったらマチュピチュだけ行って通り過ぎてしまわずに、ぜひこの絶景レインボーマウンテンにも行ってみてほしい…クスコから日帰りツアーで行くことができます。

私が予約したものは片道35ソル(約1050円)でバス代のみでしたが、昼食代やガイド代が込まれているものや往復での予約等もあると思います。

途中、昼食をとるためにツーリストレストランへ寄りますが、そこでのご飯代は現地で払いました(15ソル・約450円)。

【Qori Inka Travel】

Calle Garcilaso No.210  C.C. La Casa del Abuelo Int.122 Cusco, Peru

 クスコ出発〜イドロエレクトリカ

クスコでの集合は午前7時半。旅行代理店の前で待っているように言われました。7時半になっても誰も来なくて少し不安になりましたが、45分ごろになって迎えの人が来て、そこから少し歩いてバスの乗車場所へ向かいました。

バスは狭かったけども、思っていたよりも乗り心地は悪くなかったです。全員揃っていざ出発かと思ったら、なぜか出発してすぐにガソリンスタンドへ寄り、一度みんな外へ降ろされました(ペルーではガソリン入れる時は車の外に出ないといけないようです)。ここで20〜30分ぐらいグダグダとしていました。こういうことって事前に準備できないのかな?ってこの段取りの悪さにみんな少し呆れていました。

ガソリンスタンドを出発してから1時間半後ぐらいに休憩をとりました。休憩は20分と言われたのにここでも40分ぐらいグダグダ・・・。

その後にまたしばらく走ってからツーリストレストランで昼食タイム。バッフェ形式の食事でした。

ちなみに休憩所やレストランなどのトイレにはトイレットペーパーがありませんので、自分でトイレットペーパーを持参してくることをお勧めします。ティッシュがわりにもなってきっと重宝すると思います。

クスコを出発してからガソリンスタンドや休憩、昼食など全てを含めて所要時間約7時間。イドロエレクトリカに到着したのは午後3時半でした。道中、大雨が降ったりして不安になったりすることもありましたが、イドロエレクトリカに着いたら晴れて暑くなっていました。

絶景の中を歩くスタンドバイミーコース

私はバスのみの予約だったので、イドロエレクトリカに着いたらそこからはもう個人行動です。自力で歩いてアグアスカリエンテスまで行くのみ。

スタート地点は駅になっていて、このように電車が止まっているので雰囲気が出ています。

この辺りには同じく歩いてアグアスカリエンテスへ向かう人たちがたくさんいるので、迷うことはないはずなのですが・・・

歩き始めてすぐにこのような看板が出てきます。線路を外れてしまうのでみんな「本当にこの階段であってるの?」という感じでした。看板を無視して線路沿いに進んでしまった人の話によると、その先には何もなかったそうです。なのでこの看板に沿って進むのが正解。階段を上るときちんとまた線路が出てきます。

再び線路のコースに出ると、ここからはひたすら歩くのみです。はじめの頃は人もまとまり気味ですが次第に分散していき、時には大自然の中でポツンと自分ひとりになることもありました。

こんな雰囲気のある橋を渡ったりもします。

ずっと歩いていると途中からだんだん疲れてきますが、ひきかえに絶景も見え始めてきます。大自然の中を、そしてすぐ横にはマチュピチュがあるのかと思うと(コースはマチュピチュをぐるっと回るようにして歩きます)、自分は本当にすごいところまで来てるんだなと実感しました。

歩いている途中に電車がやってくることも!汽笛を鳴らしながら近づいてくるので、よく耳をすまして聞いて、近づいてきたら線路から離れましょう。

後半になってくると見所のトンネルも登場。中は真っ暗で明かりなしでは歩けないので、懐中電灯があると役に立つと思います。

イドロエレクトリカを出てから約3時間ほどでアグアスカリエンテスに到着しました。着く前に日が暮れてしまうとこわいなと思ったので、歩くペースを落とさず、短い休憩を2回ほどとったのみでした。

アグアスカリエンテスについてからでも宿を探せますが、到着する頃にはもうくたくたに疲れていると思うので、事前に予約しておくといいと思います。

持っていくと役立つもの

ここに紹介するものは、持って行ったほうがいいよと経験者のかたから口を揃えて言われたものです。

  • 虫除け・・・ジャングル地帯なので蚊がいます
  • 日焼け止め・・・標高もあるので日差しが強めです
  • 雨ガッパ・・・途中で雨が降り出した時のために
  • 懐中電灯・・・トンネルで役立ちます(私はスマホのライトで代用)
  • トレッキングシューズ・・・雨季だと足元悪く泥だらけになりそう。私はスニーカーでしたが、砂利道では足の裏に石が当たって歩きづらいこともありました。
  • トイレットペーパー・・・トイレにはほとんどトイレットペーパーがありません。ティッシュがわりにもなるので、持って行くときっと重宝します。

乾季がおすすめのシーズン

私はつい最近までマチュピチュへ行くにはクスコから高い代金を払って電車に乗らないと行けないものだと思っていました。キャンプしながら3〜4日かけて歩いて行くガチなトレッキングコース・インカトレイルの存在は知っていましたが、敷居が高くてこちらも手が届かず。そのせいか過去に2回もペルーに来ておきながらマチュピチュへはまだ行ったことがありませんでした。

しかし調べてみるとマチュピチュへの行き方が色々あることを知り、しかもこんなに経済的に行けるコースもあるなんて、使わない手はないなと思ったのです。

クスコからの移動にはまる一日かかってしまいますが、やはりアグアスカリエンテスへ到着した時の達成感は素晴らしいものでした。

このコースは雨が降っているとおそらく足元が悪くなり、ちょっと厳しいかもしれません。ですのでおすすめのシーズンとしては4〜10月ごろの乾季。とはいっても私が行ったのは12月で最も雨が降り出す時期でしたが、奇跡的にも雨には当たらず、しかも晴れていたので雨季でも行けないことはありません。

マチュピチュ遺跡とプラスアルファで自然や絶景も楽しめるこのスタンドバイミーコース、きっと充実した旅になることと思います。

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南米ペルーは日本とは季節が逆で、12月だと夏になるのですが実は雨季でもあります。年末年始などの大型連休もあって旅行の計画も立てやすい時期ですが、そんな時期のマチュピチュ観光はいったいどんな感じなのか。実際に行ってきたので報告しようと思います。

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