リマのバスに乗るのは大変?いろいろ観察してみた結果と感想

今回のリマ滞在ではほぼ毎日バスに乗っています。1週間ほど経ってようやく乗り方にも慣れてきたけれども、それでもやっぱりバスに乗るのは毎回とてもエネルギー使って大変です。リマのバス事情をいろいろ観察してみてわかってきたことや感想を書いてみようと思います。

バスに乗車する時はモタモタしちゃいけない

リマではパラデロ(Paradero)というバス停があり、基本的にはこのバス停のある場所で乗り降りします。乗りたい時はまず、タクシーを止める時のようにバスに向かって手をあげて合図。大きなバス停だととにかくいろんな路線のバスが通るので、自分が乗りたいバスをしっかり見極める必要があります。わからない場合はしらみつぶしに、自分の行きたいところに止まるかをバスの人か周りにいる人に聞くしかありません。

信号待ちなどで10メートルほど先に乗りたいバスが停止してたりしたら、自分からそこまで乗りに行かないとうっかりぼーっとバス停で待っているとそのまま通過されてしまう事もあるので気をつけてください!

そしてバスに乗るときにはお金払うのはあと。まずはとにかく乗り込めー!って言われるので、入り口でモタモタしていると怒られます。下手するとまだ乗車中なのに走り出してしまう事も!ほんと危ないので気をつけましょう。

集金係にお金を払いましょう

リマの個人経営のバスは基本的に、運転手は集金しません。運転手の他に運賃を集金するコブラドール(Cobrador)という人が乗っています。コブラドールは運転手と同じユニフォームを着ていて、乗車口または降車口で行き先を大声で叫んでいるのですぐにわかります。

心配しなくても必ずコブラドールがバスの中で小銭シャカシャカしながら集金にやってきます。どんなにぎゅうぎゅう詰めのバスの中でも、きちんと集金します。あれは本当にスゴイわざだなといつも感心しちゃいます。

バスの料金は料金表に基づいているのでぼられることはほぼありません。ただ、自分が行きたいところを伝えないと料金がわかりません。コブラドールの人に行き先を告げると、いくらか言ってくれます。そして払うと領収証のようなチケットを渡してくれます。これ、バスに乗っている間は手に持っていた方がいいと思います。しまってしまうとまた集金にやってくる事も。

バスはとにかく揺れます。立っていたりするとお財布の中から小銭探したりするのはとても難しいですので、バスに乗る前にあらかじめ小銭を財布から出して、ポケットなどに入れておきましょう。

ちなみに、個人経営ではない市バスなどはコブラドールがいないので、乗るときに運転手に行き先を告げて、その場でお金を払います。市バスの方はわりと落ち着いています。

降りるときがまたバトル

バスに乗った後もあまりホッとはできません。慣れてくればまずは座るところを確保した方が良いと思います。慣れてないうちは、運転手のそばにいた方が良いかも。行きたい場所に着いたら教えてもらいやすいように。

降りたい場所が近づいてきたら、ちょっと早めに出口へ向かって待っていた方が良いでしょう。後方にある降車口にも降車を知らせるブザーがありますが、時どき壊れていたりして鳴らないことがあり顔面真っ青になってしまう事も。。。

すごいスピードで通り過ぎて行ってしまうので、そんな時は「降りまーす!」って叫ばなきゃいけません(もちろんスペイン語で)。私はまだそんなにたくましくないので、いつも前から降りるようにしています。そして降りたいところが近づいてきたら運転手さんに直接「パラデロ、ポルファボル」とか言って止まってもらいます。わかりやすい建物だったら建物名などを言っても良いかと思います。

変わることのできないリマの交通事情

リマの交通渋滞は朝から晩まで続いてるような感じで、譲り合う精神などもほぼなく、いつもみんなイライラしながら危なっかしい運転をしています。クラクションも煽るようにしつこく鳴らします。この日常ってはっきり言って最悪です。

おそらく国もどこから改善していけばわからない程になっているんだと思います。過去にとある女性議員が改善を試みようとして、まずはバスの集金を乗る時に機械でできるようにしようとしたそうです。

しかしそうなるとコブラドルの仕事は無くなってしまいます。彼らは決して良い稼ぎではないかもしれないけども普通に暮らせているわけで、この生活を壊されるのを反対。運転手もまた自分の宝である今のバスを変えたりするのは嫌だ、今のままで良いと反対して結局は何も変わらなかったそうです。そしてその女性議員はのちに汚職に関わってしまい、何も変わらなかったどころか、国の恥がまた一つ増えてしまっただけに終わったそうです。

ここ最近のペルーの大統領や政治家も、みんなお金がらみの汚職に関わって亡命したり逃亡したりしてるのをニュースで目にします。きっとこの国が良い方向に変わっていくのは何年も先なんだろうななどど、外国人の私が余計なことと思いつつもそんなことをバスに乗りながら考えているのでありました。

ちょっとしたバス用語のまとめ

バスに乗りながらいろいろ観察をしているうちに覚えた言葉を少し書いておこうと思います。人によって言い方なども違うので正しいかどうかはわかりませんが、通じるとは思います。

  • パサ ◯◯?(Pasa ◯◯?)
    「◯◯は通りますか?」・・・◯には場所や通り名が入ります。
  • アバンセアバンセ〜(Avance avence〜)
    前に進んで!後ろにつめて!・・・コブラドルがよく叫んでいます。
  • ヤ レ パゲ(Ya le pagué)
    「もう(あなたに)払いましたよ」・・・コブラドルが再び集金に来た時に使えます。「ゲ」のアクセント強めに言いましょう。
  • ◯◯ トダビア?(◯◯ Todavia?)
    「◯◯はまだですか?」・・・◯には自分の降りたいところや目印にしている所が入ります。
  • バハン!またはバハ!(Bajan! Baja!)
    「降りまーす!」・・・後ろから降りる時にブザーが鳴らなくて口で言うしかない時に大声で言います。
  • バハンド!(Bajando!)
    「まだ降りてる途中です!!」・・・こんなことってあまりないけど、まだ降車中なのに走り出してしまうことあるんです!!
  • ペルミソ ポルファボル(Permiso por favor)
    ぎゅうぎゅう詰めの人の中を歩く時に「ちょっとすいません、通してください」と言う感じで言います。

いかがでしたか?バスに乗るのは大変だけども、タクシーに比べるとだいぶ安上がりになります。少しでも交通費を節約したいという人はバスに乗ってみるのもちょっとした冒険になるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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